創業・連携支援

グループ創業とは?

個人の方が創業を検討する場合、一般的には会社を設立したり、個人事業主として事業を開始するといったケースが広く知られています。この場合、創業希望者はその人自身=一人であり、事業の成否はその人の力量次第ということになります。

これに対し、気の合う仲間が横の人間関係を重視したまま、共同で起業するという創業方法が存在します。私ども中央会では、これをグループ創業と呼んでいます。

例えば、主婦や高齢者のグループなどが趣味や経験を活かして共に働きたい、地域に役立ちたい、あるいは技術や資格を活かして事業を始めたい、そのような新たな職場づくり・起業の夢を実現するのに適した創業手段がグループ創業なのです。

また、企業をリタイアした方、同予定者からの相談も数多くいただきます。いずれも経験を活かして起業したいが、1人では経営面、事業化に不安を抱えているケースが見受けられます。このような時こそ、同じ志の者が意識を共有化し、協力すればリスクの分散が可能となりますし、個々のノウハウを結集することで、組織の基盤強化が図れます。

グループ創業は、それを可能とする起業形態であり、その代表的な組織が、公平・平等を旨とする企業組合です。企業組合は、中小企業等協同組合法に基づく認可法人で、

  1. 設立には4人以上の個人が参加(出資)し、
  2. 議決権・選挙権は1人1票
とする民主的な運営が特徴と言えます。

その他、平成17年8月に民法組合の特例として創設されたLLP(有限責任事業組合)や平成18年5月の会社法施行により新設されたLLC(合同会社)もグループ創業の一形態として活用が期待されています。

中央会では、企業組合を中心としたグループ創業を支援しています。目的・ニーズに応じた組織選択の提案はもちろん、その設立・運営支援等も行っていますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

ご相談は最寄りの支所でいつでも受け付けています。また、毎月第2火曜日の午後1時〜5時は、埼玉県創業・ベンチャー支援センターにおいて組合創業相談会を開催しておりますので、是非ご活用ください。


<中央会の創業・連携支援サービス 目次>


企業組合、LLP、LLC・・・グループ創業で起業しよう!
  
  • グループ創業とは?
  • 企業組合とは?
  • LLPとは?
  • LLCとは?

  • NPO、中間法人、LLP・・・連携組織を設立しよう!
      
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  • 新事業活動促進法とは?
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